二次創作は既にやめています。たまにステニア小説の蔵出しするかも。
※ネタバレあります
中古で購入した『ボトルシップユートピア』という同人誌が最高だったという話を書いたのですが、全文消えました。
104ページの大作です。
原作のアフターストーリーとして完成度が高く、その中に上手くステニアが取り込まれていたので、本当に本編の続編ではないかと錯覚しそうになりました。
二人きりの閉じた世界のイチャラブではなく、21?22?のニアは、相変わらずその身を持ってLを生かそうとしていて、彼の心の中からLやメロの存在が消えることはない…、本当に「特別な人」はもうこの世にいない、という前提の上に成り立つステニアが現実的で最高でした…。
それでもニアは生きているからこそ生身の人間としてジェバンニを求め、ジェバンニもニアと知り合う前には戻れなくなっている。お互いはっきりと恋愛感情を持つでも示す訳でもない、淡々と乾いてるようでいて湿度が高い関係性にめちゃくちゃ萌えました
「彼の心に初代Lがいつも影を落としていたように
僕の心には生涯彼が影を落とした」
「その身をもって初代Lを生かそうとし続け
Lがキラに負けたことを世界に知らさずに済ませた彼の
それは本意ではないだろうけど
僕にとってはLといえば
浮かぶのはいつだって彼だった」
というモノローグが好きです。
アダルトシーンはあったのですがエロというより会話重視、雰囲気重視でものすごく萌えました…。
(新刊だったり、既刊でも入手可能なものだったらネタバレに気をつけますが、多分もう中古でも世に出廻ることはないであろう17年前の同人誌なので、多少のネタバレをお許し下さい…)
この本に出会えて本当によかったです。一生手元に置いて大切にします。
あとシャングリラさんの絵大好きです。ジェバンニ大人の色気があってかっこいい。

ー以下ただの日記ー
先々週は『青野くんに触りたいから死にたい』の最終巻が発売されたのですが、圧巻でした…。一人の人(作者様)の中にこれだけの壮大で繊細な物語があることに驚きます。
青野くんと優里ちゃんのほのぼのした関係が好きでした。
「ずっと一緒に遊んでたいね
でも君は死んじゃった」
という残酷な事実が全体を覆いつつ、不可逆性の中に愛だけが切なくきらめいた力強い作品でした。